夫の服役中に妻が不貞行為を行ったが、夫の服役も妻の不貞行為の原因であり、さらに出所後の夫の態度に鑑み、有責性の小さい妻からの有責性の大きい夫に対する離婚請求が認容された。
(名古屋高判昭和51年6月29日判タ344-233)