無料メール相談
>札幌 離婚公正証書作成相談ドットコム トップページ>離婚判例>性生活3


離婚判例 性生活3 



● 婚姻時に自己の性交不能を妻に告知せず、婚姻後も性交渉がない場合婚姻
  を継続し難い重大な事由に該当するとし、妻からの離婚請求が認められた
  事案

夫が、婚姻に際して自己が性的に不能であることを秘し、その後も性交不能が
治癒せず、同居期間中一度も性交渉がなかったという事実は、婚姻を継続し難
い重大な事由があるときに該当するとして、離婚および慰謝料の請求200万円
を認めた事案

● 第一審判断の要旨(京都地判昭和62年5月12日判時1259-92)

  X:妻(原告)   Y:夫(被告)
  ・昭和55年10月   見合い
  ・昭和56年11月   同居
  ・      12月   結婚
  ・昭和60年6月    別居

離婚原因該当性について、婚姻が、男女の精神的、肉体的結合であり、そこ
における性関係の重要性に鑑みれば、病気や老齢などの理由から性関係を重
視しない当事者間の合意のあるような特段の事情のないかぎり、婚姻後長年
にわたり性交渉のないことは、原則として婚姻を継続し難い重大な事由に当
たるというべきである。
 慰謝料について、一般的には、事実の単なる消極的不告知が不法行為とな
ることはないというべきであるが、告知されなかった結婚の条件が、婚姻の
決意を左右すべき重要な事実であり、その事実を告知することによって婚姻
できなくなるであろうことが予想される場合には、その不告知は、信義則上
違法の評価を受け、不法行為責任を肯定すべき場合がありうると解するのが
相当である。
 婚姻生活における性関係の重要性、さらには、性交不能は子どもをもうけ
ることができないという重要な結果に直結することに照らすと、婚姻に際し
て相手方に対し自己が性的不能であることを告知しないということは、信義
則に照らし違法であり、不法行為を構成すると解するのが相当である。



>性生活3 ページトップ
                  
     
      
  行政書士法人 エニシア
  


        札幌市中央区南1条西11丁目1みたか南一ビル2F
        TEL  011-212-1895
        FAX  011-212-1894
        E-mail : info@rikon-sapo.com
        [営業時間] 9:00~20:00 [休業日] 日曜・祝日
        ※ 休業日も予約により相談可能